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退院した今だから……。その1 [健康]

 とりあえず、自宅療養とのことだけど、
せっかくなので、体験日記でもつけようと思います。
実は、入院中に、当たり前のように自然に日記書いてたのです。
ネットで調べてると、入院日記を書くことは、はオススメみたいですね。
私は、記録的な意味で、自然と書いてました。

さて……

HCUに緊急入院した経緯は、先の日記でカキコしたとおりです。
今思えば、夜間だったため、普段なら待ちの必要な検査、
CTやMRI、各種検査がスムーズに行えたみたいですね。
というか、
高度救命救急センターだし……。
本来なら、救急車で、意識不明の方が多く運ばれるはず……。
私みたいなのが診察受けて、いいのかしら……。
な、状態。

腹痛があるので、とりあえず点滴を(どんな薬剤か忘れた)付けて、
そこから検査に必要な薬剤を投薬。
その投薬する薬剤について、いろいろと本人の同意サインが必要なんですよ。
激痛が時々あるとはいえ、歩こうと思えば歩けるし、意識も普通にあるので、
色々とサインばかり書いてた気がします。

ベッドに横になったマグロ状態でも、色々とスタッフのやり取りが聞こえるのは不思議です。
腹部エコーとか、CTとかのあと、
『これ、どう思います?』
『ここは普通ですよねぇ。』
『でも、このあたりを痛がるんですよね。』
『何かあるように見えるんですけど。』
『分かりませんね……』

と、医師達の、判断するための会話が、全て聞こえる状態

うわぁ、ドラマみたいだよ(>_<)
でも、本当なら、意識不明の方がここに横たわってるはずなんだけど……。
いいの?私で?


でも、その時に一番不安だったのが、
これだけ検査して、別に何もなかったら、どうしよう……。
でした(>_<)
だって、いままで眼科とか耳鼻科とか、診療所でここに紹介状書いて診察うけて、
なんともなかったんだもの……。



高度救命救急センターなので、
中では携帯電源全てOFFにしなくちゃいけないのですよね。
一般病棟とか、外来待合とかよりも、それは厳しいのです。
このあと入院になるなんて、思いもしなかったので、携帯以外何も自分の荷物ありません。
家族も、保険証と診察券、自分の携帯、財布くらいしか、
持ってません。

『○○さんのご家族の方~』
と、呼ばれるまで、小さな待合室で家族はひたすら待ちです。
何度か呼ばれては、検査だからと
待合室に引き返し、の繰り返し。
家族もそれは不安だったと思います……。

だから余計に、私自身は、これで何もなかったら、どうしよう状態倍増(>_<)


メガネかけてるので、外すと周囲が見えず、
検査で外さなくちゃいけないときは、時間の経過がまったくわかりませんでした。
携帯って、こんなに生活必需品だとは……。

で、婦人科系かもしれないと、途中で婦人科の医師が呼ばれ、
MRIの結果を見ながら、話をしてました。
もちろん、マグロ状態で、2人の医師の会話聞こえてます(^_^;)
この時が、のちのちお世話になるO先生(女医)とK先生。
このO先生、とてもかっこいい女医さんなんですよ。
うわぁ、退院時に、記念写真とって貰えばよかった(>_<)

あとから知ったんですが、O先生はまだ下っ端で、K先生がベテランだったということで……。
でも、凄いO先生は感じ良くて、私はO先生が回診来てくれるたびに、うれしかったのですよ~。
颯爽と歩いて、説明も簡潔明瞭、マリみての令様みたいな感じ。
(って、わかる人どれだけ~??)

その後婦人科エコーを受けて、
何かわからないけど、子宮筋腫か、卵巣腫瘍があるらしい。
が、開けてみるまで分からない。との診断に。

私を色んな検査に連れ出してくれるスタッフの方の荷物が段々増えて、
当たり前のように、「入院……」とかの書類が増えたときは、
本当に焦りました。だってこんなに大事になるなんて(>_<)

入院が決定して、HCUのベッドに半ば強制的に入れられ、
私は、
『お願いだから一旦家に返して~、必要な荷物手元に何もないから!!』
状態でした。

  この時点で、一旦家族は帰宅。必要な荷物をまとめてました。日曜の午前4時とのこともあったのだけど、
『明日、また採血しますから、今日はゆっくり寝てくださいね。』
との優しい看護師さんの言葉。(いやみじゃなく、本当に良い方ばかりですよ)
でも、もう朝だよ(>_<)
今から眠れないよ!!

おまけに、家族が、携帯電話について質問したら、ここはダメとのことで、
取り上げられました(T_T)
で、HCUだから、重篤な方ばかりで、許可なくここから出てはいけないとの注意。
いや、歩けるから私。
ちょっと痛いけどさ……。
携帯電話くらい、自分で歩いて可能エリアから使わせてよね、お願い……。

仕方なく、家族から職場に連絡してもらうために、
携帯の中身(職場や、上司の携帯番号)、説明しましたよ。

ってか、今日(日曜)、スタジオ録音の予約してあるんだけど。
確か、電話でのキャンセルは不可で、
書類持って直接行かないと、ダメなんだけど(>_<)

それも家族にお願いしました。
書類のある場所を、必死に説明して。

入院のご案内なるものを家族は見て、
(実は、私自身退院するまでこの冊子を見てない)
必要な荷物を勝手に詰めて来ました。
もちろん、私的にダメ出し大量発生!!
一番必要な書くもの、シャープとノートを持ってきてくれたのは、感謝!!
これで必要なものの場所や、お気に入りタオルとか、抱き枕とか、説明ができる(^_^;)
ほんやら堂の顔黒ひつじ枕は愛用品なのですよ、ホント。

緊急手術の可能性があるので、朝は食事ナシ。
日曜日の朝の採血結果では、
まだ分からないので、月曜日にまた採血して決めましょうとのこと。

とりあえず、初の病院食事がお昼に出ました。
へぇ、これが有名な病院食なのね~って感じ。
入院初体験なので……。
家族は、私がお昼を食べ終わったのを確認して、
病院内のレストランとやらで、食事してました。

朝の11時に一般病棟に移る予定が、14時に……結果空かないから今夜もここに。
そもそもHCUのベッドのほうが、重篤な患者さんのために、空けないとまずいんじゃ……。
歩いてトイレとか行ける人間が、ベッド占領してて、いいの?

んで、今日は日曜日。
日曜日といえば、コードギアスR2の日!!
テレビ観たいけど、観られないな……。と話したら、
テレビカードを購入してくれ、わざわざ看護士さんが、私のためにテレビ持ってきてくれて、
HCUで、コードギアス見ましたよ(^_^;)
マリアンヌ、何というキャラでしょうか……。
アーニャがマリアンヌの器だとは予想してたけど、ここまで凄いキャラだとは……。
やっとスザクはルルと供に歩むことを決意したんだね。
なんかシードとか、ウィングな雰囲気を出しつつも、
良い感じに進んでます。

あ、私、今入院中なんだよね。
おまけに、高度救命救急センターなんだよね……。

おまけに、おまけにシャンプーまでしてくれて、体までタオルで拭いてくれました。
でも、ホントに私、自分で歩けるから(T_T)

そうして、日曜もHCUで夜を過ごすことになりました。
隣の方なんて、介助してもらわないと、お手洗いいけないし、
土曜に隣にいらした方は、なんか、呼吸補助みたいな器具の音してたんですけど。

ホントにここに私泊まってて、いいんですかっ?!

とりあえず、普段飲んでるメンタル薬を、
看護士さんが確認してくれて、緊急手術の場合があるから、ストップ状態に。

そういえば、これだけ緊急手術の可能性ある、との説明受けながら、
手術になった場合の必要なものは、何一つ説明なかったのね。この時点では。
HCUの患者=重篤な患者=本人の意思確認難しい、その結果、本人に説明しなくて良い
なーんてことになってたりして……。
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カオリン

先日は私のブログにお越し頂きまして、ありがとうございました。
緊急の入院→手術で本当に大変だったと思います。
その中で親切な先生や看護師さんのケアが受けられたことは、とても幸いなことだったのではないでしょうか。
緊急だと荷物だけでなく、各方面への連絡もままならず、不安でしたよね。
本当にお疲れ様でした。
自宅療養されているとのことですが、くれぐれもご自愛ください。
by カオリン (2008-09-12 21:09) 

繭沙

こちらこそ、わざわざコメントくださり、ありがとうございます。

同室の方もみなさん事前準備万端でしたので、
ネット検索で、自分がイレギュラーだと言うことを実感しましたし、
カオリン様の体験日記は、術後の私でもとても参考になりました。

私よりも、カオリン様のほうが大変な手術でしたので、
無理されないで、安静にしてくださいね。
私は回復が早いようですので、大丈夫です。
ご心配のお言葉、ありがとうございます。
by 繭沙 (2008-09-13 10:58) 

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